労働事件
事例
Aさんは業務中にはしごから転落し、脊髄損傷等の重度の後遺症が残りました。労災認定を受け、労災保険給付による補償を得ましたが、これに加えて、会社に対して安全配慮義務違反に基づく損害賠償請求をしました。会社と話し合いをしましたが解決に至らなかったため、民事訴訟を提起しました。
解決内容
民事訴訟では、損害賠償責任の有無、家屋改造費、逸失利益、将来介護費用、過失相殺等が争点となりましたが、裁判所からは、当方が満足できる和解案の提示がなされ、最終的には、示談交渉時における会社側からの提示額の10倍を超える金額で和解が成立しました。